教育・文化・スポーツ
ちょっと寄り道(河内地区)
「広報ひたちおおた」で連載中のコーナー「ちょっと寄り道」で紹介した地域の見どころを紹介します。
河内地区
写真 | 地域名 | 見どころ |
西河内中町 |
天満神社 西河内を通っている市道沿いの大鳥居をくぐって,石段を中ほどまで登ると中鳥居があり,115段を登りきると森の中に天満神社が見えてきます。元禄3年(1690年)に徳川光圀公の命で建立され,多くの参拝者で大変賑わったそうです。祭神は学問の神様である菅原道真公。ご神体の天満天神像は全国でも珍しい木造神像で県指定文化財です。春と秋の例祭の時だけ拝することができ,地域住民の心のよりどころとなっています。2キロメートルほど先にある映画「ディア・ドクター」のロケ地と合わせて,新緑を眺めながらの散歩コースにお勧めです。 |
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西河内上町 |
旧西河内上小学校 旧西河内上小学校は,明治6年に創立。多いときには150人を超える児童数でした。その後児童の減少により,昭和56年に町屋小学校と統合し河内小学校となり,学校の跡地には市内で最初のふれあいセンターが建てられました。現在も地域交流や自治防災避難所の拠点として利用され,運動や文化活動,夏祭り会場として地域コミュニティの中心地となっています。また,2009年に公開された西川美和監督の映画「ディア・ドクター」のロケ地にもなったように,美しい棚田の風景も見ることができます。近くには高宮神社や十国峠公園がありますので,ゆっくりと散策してみてはいかがですか。 |
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西河内下町 |
旧町屋変電所と斑石(まだらいし) 西河内下町にある旧町屋変電所の西側に,河内の文化遺産を守る会の皆さんのご尽力によりカラン岩の一種の斑石がきれいに円形状に並んで展示されています。この斑石は,県内を代表する石材として昭和の中頃まで採掘されていました。別名町屋石と呼ばれ,瑞龍山にある水戸徳川家の墓碑として代々使われていることでも有名です。斑石の文様は,笹目・ぼたん・もみじ・しもふり・べっこうなどそれぞれ確認されています。最近では,ほとんど産出されず貴重なものです。 |
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町屋町 |
吉田神社の狛犬 町屋町にある吉田神社は,平安時代の1058年に鎌倉より移され,江戸時代には,八幡宮として崇められ,元禄時代に吉田神社となりました。現在,地元の役員や老人クラブの皆さんの協力で管理しています。特におススメなのが,拝殿前の狛犬の石像です。昭和4年に建立され,地元の彫刻師である根本龍岳氏の作った作品。また,町屋石(斑石)で掘られ,右の狛犬の口の中には,丸い玉石が掘られていてとても珍しいです。どう細工し掘られたかはとても不思議ですが,ぜひ一度見に来てください。 |
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