常陸太田市の地域おこし協力隊として活動しませんか?
常陸太田市では、少子化・人口減少が進む中、地域力の維持・強化を図るため、地域おこし協力隊を募集します。
行政とは異なる外からの視点を活かして、新しい力を吹き込んでいただくことで、隠れた地域資源のさらなる有効活用を図ることができると考えています。
私たちと一緒に地域づくりをしていただける意欲のある方、ご応募お待ちしています。
募集ミッション
○農業(梨)の担い手
○農業(ぶどう)の担い手
○林業の担い手
○ナチュラルチーズ職人
○畜産(繁殖牛)の担い手
【農業(梨)の担い手】1名
常陸太田市は「梨」の産地で、「幸水」「豊水」「恵水」を中心に生産されています。令和6年4月1日現在24軒の梨農家がありますが、担い手の高齢化などが課題となっています。
農業(梨)の担い手枠では、産地を担う梨農家として独立就農を目指す隊員を募集します。
任期中は、梨の栽培管理に関することはもちろん、地域のこと、そこに暮らす人々のことなど、様々なことを感じ、学んで頂き、将来的には梨と共に地域に根付いていく人材を求めています。(研修先:JA常陸 常陸太田梨部会)
【求める人材像】
強い意志をもって常陸太田市で農業を学び、独立就農を目指す方を募集します。
・梨栽培に熱意と覚悟を持って取り組める方
・積極的に地域や他の生産者とコミュニケーションを取れる方
・栽培に係る技術と知識を有する方、または最長3年という限られた時間内で積極的に技術と知識の習得ができる方
※独立就農には、土地の購入又は賃貸、その他経費(果樹棚の整備、苗木や農機具の購入など)も必要なため、委嘱期間中、生産者や行政等の関係者とも情報交換しながら、独立就農に向けた資金計画も策定していくことになります。
【活動例】
・梨の栽培管理に係る技術及び知識の習得
・独立就農に向けての情報収集及び準備
・栽培管理に関わる方たち、地域住民の方との関係作り
【農業(ぶどう)の担い手】1名
常陸太田市は県内最大級の栽培面積を誇るぶどう産地で、「巨峰」をはじめ「常陸青龍」や「シャインマスカット」など多品種が生産されています。また、生食用が中心ですが、ワイン等の加工専用の生産も行われています。ぶどう園数は51軒(令和6年4月1日現在)あるものの、担い手の高齢化などが課題となっています。
農業(ぶどう)の担い手枠では、産地を担うぶどう農家として独立就農を目指す隊員を募集します。
任期中は、生食用ぶどうや加工用ぶどうの栽培管理に関することはもちろん、地域のこと、そこに暮らす人々のことなど、様々なことを感じ、学んで頂き、将来的にはぶどうと共に地域に根付いていく人材を求めています。(研修先:JA常陸 常陸太田ぶどう部会)
【求める人材像】
強い意志をもって常陸太田市で農業を学び、独立就農を目指す方を募集します。
・ぶどう栽培に熱意と覚悟を持って取り組める方
・積極的に地域や他の生産者とコミュニケーションを取れる方
・栽培に係る技術と知識を有する方、または最長3年という限られた時間内で積極的に技術と知識の習得ができる方
※独立就農には、土地の購入又は賃貸、その他経費(果樹棚の整備、苗木や農機具の購入など)も必要なため、委嘱期間中、生産者や行政等の関係者とも情報交換しながら、独立就農に向けた資金計画も策定していくことになります。
【活動例】
・ぶどう(生食用、加工用)の栽培管理に係る技術及び知識の習得
・独立就農に向けての情報収集及び準備
・栽培管理に関わる方たち、地域住民の方との関係作り
【林業の担い手】1名
常陸太田市は林野率76.1%と豊富な森林資源を有し、私有人工林面積8,761haを誇る林業に適した地域です。令和元年度からは森林整備を行うための財源として森林環境譲与税が交付されていることから、今後、より一層の森林整備面積の拡大が予想されます。
林業の担い手枠では、新たに林業分野で活躍する人材として地域おこしに貢献できる隊員を募集します。
任期中は、森林整備に関する様々な実務を通して必要な技術習得に努めていただき、将来、常陸太田市の林業を担いながら、地域に根付いていく人材を求めています。(研修先:常陸太田市森林組合)
【求める人材像】
本気で常陸太田市で林業を学び、将来の担い手を目指す方を募集します。
・熱意を持って林業の技術、知識を習得し、将来、常陸太田市の林業の担い手として就業や独立を考えている方
・山林の現場作業に取り組む体力に自信のある方
・現場作業では意思疎通を図ることが重要なため、積極的にコミュニケーションが取れる方
【活動例】
・実務をとおして森林整備に関する技術・資格の習得
・植栽~伐採までの実務に従事しながら、地域林業の課題や販路拡大等に取り組む
・地域残材を利活用した地域おこし活動
【ナチュラルチーズ職人】1名
常陸太田市では平成29年度より「常陸太田チーズ製造・商品化プロジェクト協議会」を立ち上げ、市畜産業における6次産業化の推進と地域ブランドの創出による地域産業の活性化を目指して取り組んでいます(チーズプロジェクト事業)。
その事業の一環として、旧学校給食センターの施設を活用し「ひたちおおたチーズ工房」を立ち上げ、常陸太田産の生乳を使用したナチュラルチーズによる新たな認証特産品の開発・製造・商品化に取り組んできました。
しかし、本プロジェクトを推進していく中で、市内ナチュラルチーズ製品の製造量の拡大や安定した生産体制の確立等、課題も多い状況です。
そこで、チーズ製造に関する製造技術を学びながら、チーズに関する各種研修等をとおして見識を広めてもらい、私たちと一緒に地域産業の活性化を目指してくれるナチュラルチーズ職人を募集します。
(研修先:(一財)里美ふるさと振興公社)
【求める人材像】
本気でチーズ製造に関する製造技術を学び、地域のために熱意をもって活動ができる方を募集します。
・チーズが好き、チーズ製造に興味がある方
・酪農や畜産業の業務経験や、学んだスキルを活かして地方で活躍したい方
・長時間集中して作業に取り組める体力がある方
(チーズ製造は立ち仕事が多く、体力が必要です)
【活動例】
・研修先における製造~管理~販売の実務研修をとおして、ナチュラルチーズ製造に関する技術・資格の習得を目指す。
・市、協議会等が実施・参加する各種イベントにてPR活動を行い、販路拡大に取り組む。
【畜産(繁殖牛)の担い手】1名
常陸太田市では北部地域を中心に畜産業が行われており、茨城県が誇る銘柄牛「常陸牛」は黒毛和牛の最高級ブランドです。市内には、繁殖雌牛を飼い、子牛を生産して販売する繁殖経営が18件(令和6年4月1日現在)あります。
畜産経営は、畜舎や堆肥舎、土地、機械などの設備が必要であるため、新たに始めるには初期投資が大きく新規参入のハードルが高い一方で、施設や機械はあるが後継者がいないことを理由にやめてしまう畜産農家が多く、本市でも担い手確保、第三者による事業承継が重要な課題となっています。
畜産(繁殖牛)の担い手枠では、事業承継を目指す隊員を募集します。
任期中は、繁殖牛の飼養管理に関することはもちろん、地域のこと、そこに暮らす人々のことなど、様々なことを感じ、学んで頂き、将来、常陸太田市の畜産を担いながら、地域に根付いていく人材を求めています。(研修先:(株)ファーム赤土)
【求める人材像】
強い意志をもって常陸太田市で畜産業を学び、事業承継による就農を目指す方を募集します。
・畜産経営に熱意と覚悟を持って取り組める方
・積極的に地域や他の生産者とコミュニケーションを取れる方
・家畜飼養に係る技術と知識を有する方、または最長3年という限られた時間内で積極的に技術と知識の習得ができる方
【活動例】
・研修先における繁殖雌牛の飼育、子牛の生産、飼料作物の生産などの研修をとおして牛繁殖経営に係る技術や知識を習得
・事業承継に向けての情報収集及び準備
・畜産経営に関わる方たち、地域住民の方との関係作り
【共通ミッション】
○隊員は、主な活動のほか、次のような活動に共通で取り組んでいただきます。
・地域おこしの提案と実践
・協力隊員同士の連携・協働活動
・地域活動への参加及び参画(自治会活動、イベント、祭りなどの伝統芸能等継承活動)
・活動に必要と思われる研修会、連絡会議、地域の集会等への参加
募集対象
【下記すべてを満たす方】
(1)都市地域等(条件不利地域以外)に在住し、委嘱後常陸太田市(指定する地域)に生活の拠点を移し、住所を定めることのできる方
(2)地域になじみ、住民とともに汗を流しながら地域活性化に取り組み、事業終了後においても本市に定住する意欲のある方
(3)普通自動車運転免許を取得しており、委嘱までに自家用車を準備できる方
(4)PC等の情報機器を所有し、パソコンの操作(word・Excel・PowerPoint等)が可能で、活動記録やSNS記事などの各種書類作成や活動の情報発信ができる方
(5)心身ともに健康で、誠実に職務ができる方
応募方法
下記の方法により(1)~(4)の書類を提出してください。なお、応募書類は返却しません。
(3)住民票抄本(令和6年11月1日以降に取得した、現在の状況を証明するもの)
(4)普通自動車運転免許証の写し
【提出期限】:令和7年1月17日(金)必着
【応募方法】:電子メール、郵送、持参
○電子メールの場合
・(1)から(4)について、拡張子をPDFとし、zipファイルにまとめ、暗号化し、提出期限内に送信してください。また、(3)についてはスキャン等にてデータを送付のうえ、後日、正本の提出をお願いいたします。
・送信の際は、表題を「地域おこし協力隊応募(活動名 例:林業の担い手)」(全て全角)としてください。
・送信後、申込先に送信確認とzipファイルのパスワードを電話で教えてください。
○郵送、持参の場合
(1)から(4)のすべての書類を一括して提出してください。
選考の流れ
(1)応募書類の提出【令和7年1月17日(金)必着】
応募書類の提出を確認後、1週間以内にメール等で連絡します。
※ 1週間以内に連絡が無い場合、お手数ですが下記申込先までお問い合わせください。
(2)第1次選考
書類選考の上、令和7年1月24日(金)までに結果を記載した通知文書を発送し、第1次選考合格の方には第2次選考の日程等詳細についてメール等で連絡します。
(3)第2次選考【令和7年2月6日(木)または令和7年2月7日(金)】
第1次選考合格者を対象に、常陸太田市役所において面接による選考を実施します。
詳細は、第1次選考結果と併せてお知らせします(交通費等は応募者の負担とします)。
(4) 最終結果
選考の最終結果は、令和7年2月下旬までに対象者へ通知文書を発送します。
なお、委嘱は常陸太田市議会3月定例会において令和7年度予算の議決を要します。
議決されなかった場合は、内定が取り消されることがあります。
(5)委嘱・活動開始
令和7年4月1日を予定しています。
※委嘱決定者と協議のうえ、委嘱・活動時期が変更となる場合があります。
〇上記日程はあくまで予定のため、変更する可能性があります。日程が変更となった場合は、応募者にメール等で連絡します。
○協力隊員としてふさわしくないと判断した場合は、委嘱期間中であっても委嘱を取り消すことがあります。
詳細
その他詳細は、募集要項をご覧ください。
○令和7年度募集要項 [PDF形式/519.5KB]
事前見学会
それぞれのミッションごとに、研修内容をより詳しく知っていただくための事前見学会を実施しています。
【見学会を行う施設】
○農業(梨)の担い手 :JA常陸 常陸太田梨部会
○農業(ぶどう)の担い手 :JA常陸 常陸太田ぶどう部会
○林業の担い手 :常陸太田市森林組合
○ナチュラルチーズ職人 :ひたちおおたチーズ工房
〇畜産(繁殖牛)の担い手 :(株)ファーム赤土
【内容】
(1) 活動内容について
(2) 実際の現場作業見学
・農業(梨)の担い手 :農場見学など
・農業(ぶどう)の担い手 :農場見学など
・林業の担い手 :研修先・伐採現場見学 など
・ナチュラルチーズ職人 :工房でのチーズ製造・販売 など
・畜産(繁殖牛)の担い手 :研修先見学 など
応募しようか悩んでいる方、隊員として具体的に何をするのか知りたい!等、詳しくお答えします!
ご希望の方は日程調整をいたしますので、下記の【見学会問い合わせ先】にご連絡ください。
【見学会問い合わせ先】
○ 農業(梨・ぶどう)の担い手
常陸太田市農政部販売流通対策課 電話:0294-72-3111 内線661
E-mail: sss@city.hitachiota.lg.jp
○林業の担い手
常陸太田市農政部農政課 林政係 電話:0294-72-3111 内線617
E-mail:nosei3@city.hitachiota.lg.jp
○ナチュラルチーズ職人・畜産(繁殖牛)の担い手
常陸太田市農政部農政課 農業振興係 電話:0294-72-3111 内線615
E-mail:nosei1@city.hitachiota.lg.jp
オンライン相談
募集期間中、オンライン相談を実施しています。
ご希望の方は、少子化・人口減少対策課へ「メール」又は「電話」にてお問合せください。日程を調整のうえ、担当者とのオンライン相談を実施します。
【内容】
・募集に関すること
・常陸太田市に関すること など
気になることがあれば何でもご相談ください!
電 話:0294-72-3111(内線314、346)
メール:kikaku3@city.hitachiota.lg.jp
オンライン相談はWebexを使用して行います。インターネットが使えるPC、スマートフォン等のご準備をお願いします。(通信料は各自ご負担ください)
メールでのお問い合わせの際は、下記を記載のうえ、送信してください。
(1)氏名 (2)年齢 (3)住所 (4)連絡先(電話番号およびメールアドレス)
常陸太田市の概要
【茨城県常陸太田市を知っていますか?】
常陸太田市は、東京から北に120キロメートル圏、茨城県の北部に位置しています。
市の総面積は、371.99平方キロメートルで、茨城県全体の6.1%を占め、茨城県内で1番広大な市です。久慈川の支流である里川、山田川、浅川が流れ、この河川沿いに平野が開けています。標高は南部の平坦地では約10m、北部は、阿武隈山系の山岳地帯で750mを超え、たおやかで豊かな稜線を望むことができます。気候は太平洋型であり、四季を通じて穏やかですが、冬季には積雪をみることもあります。
縄文・弥生の時代からこの地域の中心地として栄え、平安時代の末よりは奥七郡など県北地方一帯を支配した常陸の豪族、佐竹氏が本拠地として約470年治めました。江戸時代に入ると、徳川光圀公が晩年を過ごした西山御殿や水戸徳川歴代藩主の墓所である瑞龍山、11代藩主昭武公の山荘天竜院など水戸藩領地として発展し、明治時代には郡役所の設置や棚倉街道の商業中心都市として繁栄をしてきました。
また、平安時代より72年毎に行われ、平成15年には第17回目が行われた西金砂神社と東金砂神社の磯出大祭礼がある、歴史と文化あふれるまちです。
日本最大級のバンジージャンプで一躍全国的にその名を広めた竜神大吊橋や、徳川光圀公の隠居所・西山荘など、観光資源も豊富な常陸太田市。常陸秋そばを筆頭に、ぶどう、なし等美味しい食べ物がたくさんあることでも有名です。
移住政策にも力を入れており、空き家・空き地バンクの設置や新婚家庭家賃助成など充実した支援策を展開し、宝島社発行「田舎暮らしの本」住みたい田舎ベストランキングにおいて、北関東エリア総合部門第1位を獲得しています。
常陸太田市については「じょうづるライフ」や常陸太田市移住ガイドブック「Re LIFE」をご覧ください!
地域おこし協力隊について
常陸太田市では、平成23年度から地域おこし協力隊員を受入れ、地域の皆さんと連携を図りながら、地域の活性化を目指す取組みを進めています。
地域おこし協力隊の活動を通じて、常陸太田市内の出来事やイベント、市民の活動に関する情報や観光情報をはじめとする地域の様々な情報を発信することで、定住者の確保、交流人口や観光需要の拡大等を図るために、日々、情報発信を行っています。
常陸太田市地域おこし協力隊のご紹介
常陸太田市地域おこし協力隊Instagram
お問い合わせ・申込先
〒313-8611
茨城県常陸太田市金井町3690
常陸太田市企画部少子化・人口減少対策課
電話:0294-72-3111(内線314、346)
メール:kikaku3@city.hitachiota.lg.jp
受付時間:午前9時~午後5時まで