本市で実施した都市再生整備計画の事後評価について，意見募集（平成22年10月25日から平成22年11月8日）や都市再生整備計画評価委員会での審議（平成22年12月1日）を経て，国の確認を受けた最終の事後評価結果（事後評価シート）がまとまりましたので公表します。

 

都市再生整備計画とは

　都市の再生が必要な区域において，都市再生特別措置法に基づき市町村が作成した，公共施設の整備等に関する計画です。

　都市再生整備計画に基づき実施する事業については，「社会資本整備総合交付金（旧まちづくり交付金）」が国から交付されます。

　本市では，平成18年度から22年度まで，国土交通省の事業採択を受け「常陸太田市中心市街地地区」において，「社会資本整備総合交付金（旧まちづくり交付金）」を活用し，JR常陸太田駅周辺整備，市道整備などに取り組んできました。

 

まちづくり交付金の事後評価の目的

　まちづくり交付金の事後評価は，交付金で実施した事業の成果等を客観的に判断し，効果の発現要因等を分析して，今後のまちづくりを適切な方向に導くとともに，これらを住民に分かりやすく説明することを目的としています。

 

事後評価の内容

1.まちづくりの目標の達成状況等の確認／数値目標の達成状況および実施過程の検証を行いました。

2.今後のまちづくり方策の検討／効果発現要因を整理し，今後のまちづくり方策の検討を行いました。

3.評価結果のチェック／事後評価の合理性・客観性を担保するため，事後評価原案を住民に公表し，都市再生整備計画評価委員会（学識経験者などで構成される第三者委員会）において事後評価全般にわたる評価内容等の妥当性について確認を受けました。

 

フォローアップ

　フォローアップは，事後評価の際に見込み値で測定した数値目標について，翌年度以降に確定値を計測し，あらためて達成状況を確認し，評価を確定させます。