感染防止対策での心肺蘇生法の一連の流れ【AED含む】（動画）

（厚生労働省から「救急蘇生法の指針2015（市民用）の追補及び周知について」をもとに動画を作成しています）

 

 新型コロナウイルス感染防止対策について

新型コロナウイルス感染拡大により，どこで感染するか分からない不安や，確実な治療薬のない現状で，不安な日々を過ごされているかと思います。人との接触が懸念されるなか，突然目の前で人が倒れたら，その場にいる皆様の力が一番重要になります。救命するためには心肺蘇生法が絶対に必要です。感染防止対策を行い，感染に注意しながら大切な命を繋ぐ心肺蘇生法を行っていただければと思います。

以下のことに気をつけて心肺蘇生法をしましょう！！

（厚生労働省から「救急蘇生法の指針2015（市民用）の追補及び周知について」をもとに作成しています）

 

(1)　必ずマスクを着用しましょう　

 

(2)　反応（意識）や呼吸の確認は，倒れている人の顔と自分の顔が近づきすぎないようにしましょう

　※応急手当を行う方が複数いる場合，ひとりは部屋の窓を開けるなど室内の換気をしましょう

 

 

(3)　胸骨圧迫を開始する前に，倒れている人の口と鼻に，
　　ハンカチや布，マスクなどがあればかぶせましょう

（胸骨圧迫をすることで，だ液などが飛んで感染の可能性があるため）

 

 

 

(4)　人工呼吸について

●　倒れている人が大人の場合

　→ 人工呼吸は行わず，胸骨圧迫とAEDだけを行いましょう

●　倒れている人が子供の場合

　→ 救急講習を受講し人工呼吸の技術を身につけていて，人工呼吸を行う意思のある場合には，人工呼吸も行ってください

 

 

(5)　救急隊に引き継いだあとは，速やかに石鹸と流水で手と顔を十分に洗い，

　　うがいも忘れずに行いましょう

　　 倒れた人にかぶせたハンカチや布などは，
       直接触れないようにして捨てましょう

 

 

ー　感染防止対策を行い，大切な命のバトンを一緒に繋いでいきましょう　ー