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産業・ビジネス

農作業中の事故にご注意ください

農作業事故に注意しましょう

農繁期にあたる3月から5月は春の農作業安全確認運動の期間です。

農林水産省の調査によると,農作業中の死亡事故は全国で年間約300件発生しております。

茨城県内でも死亡事故が毎年発生し,年間約10名もの命が失われています。

農作業の安全対策を見直し,事故の防止に努めましょう。

 

こんなことに注意しましょう

作業時のシートベルト着用の徹底

乗用型トラクターなどは安全装置として,安全キャブやフレームが装備されていますが,シートベルトを装着しなければ救命効果を発揮しません。シートベルト装着の有効性は数字でも裏付けられており,道路上での事故の場合にシートベルト非着用者の死亡率が約25%に対して,着用者の死亡率は約3%にまで死亡率を抑えることができます。

少しの運転でも,乗用車の場合と同様に必ずシートベルトを締めましょう。

乗用型トラクターによる事故防止

  • 安全フレーム又はキャビン付きトラクターを使用する
  • 三角形の低速車マークや灯火器類をつける
  • ほ場作業終了後は,ほ場を出る前に左右ブレーキを連結する

 

高齢農業者の事故防止

  • 低速で慎重な作業を心掛け,こまめに休憩をとるなど余裕をもって作業する
  • 一人作業はできるだけ避け,やむを得ないときは家族に作業場所を伝える

 

刈払機による事故防止

  • 作業中断時にはエンジンを必ず止める習慣を身につける
  • 防護メガネの装着を徹底する

 

熱中症の防止

  • 日中の気温の高い時間帯を外して作業を行いましょう
  • 作業前・作業中の水分補給,こまめな休憩をとりましょう
  • 作業はなるべく2人以上で行いましょう
  • 熱い環境下での体調不良はすべて熱中症の可能性があります。少しでも体調に違和感を感じたら作業を中断しましょう

 

万一の事故に備え,労災保険等各種補償制度への加入

労災保険について,詳細はこちら(新しいウインドウで開きます)をご参照ください。

 

農林水産業・食品産業の作業安全のための規範について

農林水産業や食品産業,木材産業においては,これまでも作業安全対策を講じてきましたが,

引き続き死傷事故が多発しています。農林水産省が策定した「農林水産省・食品産業の作業安全のための規範」は,

これらの産業における作業安全を推進するため,関係者が日々留意すべき事項と実行すべき事項を,「事業者向け」と,

事業者を構成員とする「事業者団体むけ」に整理したものえあり,基本的な考え方を整理した「共通規範」と,

分野ごとに具体的な事故を整理した「個別規範」から構成されます。

詳細はこちら(新しいウインドウで開きます)をご参照ください。

 

関連情報

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは農政課 農業振興係です。

〒313-8611 常陸太田市金井町3690

電話番号:0294-72-3111 内線614・615

メールでのお問い合わせはこちら

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