都々逸とは,文化元年(1804)常陸国久慈郡磯辺村中宿(現在の常陸太田市磯部町)で生まれた初代都々一坊扇歌によって確立された,「七・七・七・五」の二十六音を三味線に合わせて唄う俗曲の一つです。江戸時代末期に江戸の寄席で人気を集め,大流行しました。
自然を詠みつつ,社会風刺を巧みにとらえた愉快な表現方法は,多くの愛好家たちから親しまれており,今日においても唄い続けられています。
この都々逸全国大会は,長い歴史と伝統を持った都々逸節を文化遺産として,保存・普及を図るとともに,当市に深い関わりを持つ都々一坊扇歌の歴史を伝承し,多くの人たちから親しみ愛されている都々逸を広く紹介するために開催されています。
競技内容は,唄の部と作詞の部の2部門があり,唄の部では課題曲「磯部田んぼの ばらばら松は 風も吹かぬに 気がもめる」と自由曲の2曲を唄います。作詞の部では,少年の部(中学生・高校生)と一般の部に分かれ,宿題句(お題の文字を使用して句をつくる)と自由句(字数以外は自由)でそれぞれの腕を競い合います。
開催:11月
場所:生涯学習センター(地図(新しいウインドウで開きます))
※令和2年度は開催中止となりました。(新しいウインドウで開きます)
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