常陸太田市の就農支援
常陸太田市の農業
常陸太田市は、茨城県北地域に位置するまちです。
県内一の面積を有し南北に長くひろがる地形をしており、南部の平坦な田園地域と北部の中山間地域からなります。
その多様な地形・風土を活かして、米(コシヒカリ)・常陸秋そば・ぶどう(巨峰・常陸青龍)・梨といった多くの特産品が作られており、また肥沃な土地で野菜や花き等も生産されるほか、酪農や和牛等の畜産など、多種多様の農産物が生産されている地域です。
常陸太田で就農するまでの流れ
1.相談
常陸太田市では、常陸太田市内で農業を始めようとする方に対し、就農相談を随時行っておりますので、気軽にご相談ください。
常陸太田市だけでなく、関係機関にも相談窓口がございますので、そちらもご利用ください。
就農相談窓口
機関名 |
相談内容 |
所在地 |
連絡先 |
常陸太田市 (農政課 農業振興係) |
・就農相談 ・青年等就農計画の ・各種補助金等の情報提供 |
茨城県常陸太田市金井町3690 |
農政課 0294-72-3111(内線:615) |
茨城県常陸太田地域農業改良普及センター |
・就農相談(営農相談) ・就農計画作成支援
|
常陸太田市山下町4119 常陸太田合同庁舎3階 |
常陸太田地域農業改良普及センター 0294-80-3340 80-3341 |
また、公益社団法人茨城県農林振興公社では茨城県新規就農相談センターポータルサイト「茨城就農コンシェル」にて茨城県内の就農に関する情報を発信しておりますので、新規就農をお考えの方はぜひ、ご覧ください。
2.新規就農者支援について
〇新規就農者育成総合対策経営開始資金
独立、自営就農時の年齢が満50歳未満の認定新規就農者であり、次世代を担う農業者となることについて強い意欲を持っていること。
年間150万円(夫婦で就農した場合は225万円)を最長3年間、支援するものになります。
【交付対象者】
主な要件は、次のとおりです。
- 45歳未満で独立・自営就農する方(※)
- 自ら作成した青年等就農計画等が適切であること。
- 市で作成する地域計画の目標地図に位置付けられている方(見込みも可)。または農地中間管理機構から農地を借り受けている方
- 生活費の確保を目的とした国の給付(生活保護、失業保険等)を受けていない方
- 前年の所得が600万円以下の方
(※)「独立・自営就農」とは
- 原則、農地の所有権または利用権を交付対象者が有していること
- 生産物や資材等の出荷、取引を交付対象者名義で行っていること
- 経営収支を給付対象者名義の通帳及び帳簿で管理していること 等
◎親元に就農する方は原則対象外ですが、次の場合は対象となります。
- 親の経営から独立した部門を立ち上げて経営する場合(部門別経営)
- 親元に就農してから5年以内に親から経営を継承する場合(経営継承)
- 農家子弟の場合は、新規参入者と同等の経営リスクを負うこと。
○給付対象となるには、全ての要件を満たす必要があります。
詳しい要件等は、農林水産省HP(新しいウインドウで開きます)をご覧ください。
〇就農者等家賃助成事業
常陸太田市外から常陸太田市に移住し、就農又は本市で就農する意思を持ち、市内の農家において研修を行う方を対象に1世帯当たり20,000円/月(家賃が20,000円に満たない場合はその額)を最長24ヵ月助成いたします。
詳しくはこちらをご覧ください。
〇UIJターン就農奨励金
常陸太田市外から転入し、市内において就農するにあたり、就農認定(認定農業者,新規認定農業者)を受けられる方に対して奨励金を1人あたり20万円交付いたします。
ただし、交付決定後と6か月経過後に半額(10万円)ずつ交付します。
詳しくはこちらをご覧ください。
〇中古農機具購入支援事業
市内において、就農する方に対し、就農の初期投資の軽減を目的として、中古農機具を購入する方に対し購入資金の一部を補助します。
補助額は,事業費の1/2以内(千円未満切り捨て。上限は50万円)です。
詳しくはこちらをご覧ください。
〇軽貨物車両購入支援事業
市内において、就農する方に対し、就農の初期投資の軽減を目的として、軽トラック等の軽貨物車両を購入する方に対し購入資金の一部を補助します。
補助額は、事業費の1/2以内(千円未満切り捨て。上限は50万円)です。
詳しくはこちらをご覧ください。
3.知識や技術の習得
県立農業大学校などの教育機関や先進農家のもとで、農業を営んでいくために必要な知識や技術を身につけていきます。
茨城県内には以下の農業関係教育機関があります。研修を受けるにあたり、国の「新規就農者育成総合対策就農準備資金」の交付を受けられる場合がありますので、常陸太田地域農業改良普及センターまでご相談ください。
- 茨城県立農業大学校
- 公益社団法人 鯉渕学園農業栄養専門学校
- 公益社団法人 日本農業実践学園
*新規就農者育成総合対策就農準備資金についてはこちら(新しいウインドウで開きます)
4.就農に向けた準備
農地の確保や必要な施設の整備、経営していくうえで必要となる知識の習得など、就農に向けた準備を進めていきます。
特に、農地の確保や施設整備などは農地法などの手続きに時間がかかりますので、早めの準備が必要です。
認定新規就農者について
新規就農者のうち、農業経営について今後5年間の計画や営農目標等を盛り込んだ「青年等就農計画」の認定を受けた者を「認定新規就農者」といいます。
認定新規就農者になると、新たな地域の担い手として国・県・常陸太田市におけるさまざまな就農支援制度を活用することができるようになります。
認定要件は以下の通りです。
- 原則45歳未満であること
- 青年等就農計画における、5年後の農業所得が年間250万円以上かつ、年間労働時間が2,000時間以内であること
問い合わせ先
アンケート
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- 【更新日】2025年5月28日
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