常陸太田市はぶどうに並び、梨の生産が盛んに行われています。
梨の生産は、市の南部の平地を中心に点在しており、完熟するまで木に実らせたものを収穫して販売する観光果樹(直売)が中心で、一番おいしい甘くて完熟した梨を味わうことができます。
常陸太田市の梨の樹は、約130年前の明治10年頃に県下に先駆けて植えられました。たび重なる久慈川の氾濫に耐え、先人たちが技術を磨き、現在のJA常陸・常陸太田梨部会に引き継がれています。
令和6年3月末現在、常陸太田市内では、JA常陸・常陸太田梨部会22名が梨栽培をしています。JA常陸・常陸太田梨部会によると、令和6年産の市内梨栽培面積は9.4ヘクタール、収穫量222トンとなっています。
幸水
「菊水」と「早生幸蔵」を交配し、昭和34年に登場した赤系梨。現在では日本梨の約40%を占める代表的な品種です。果実が約250~300gの扁円系で、お尻の部分が大きくへこんでいるのが特徴。酸味は少なめで糖度が高く、やわらかい果肉には果汁がたっぷり含まれます。果皮は基本的に褐色ですが、やや黄緑がかったものもあります。
◇時期
8月中旬~下旬頃


恵水
平成23年に品種登録された茨城県オリジナル品種です。比較的新しい品種ですが、市内でも生産が増えてきています。大玉で食べ応えがあり、果汁たっぷりでみずみずしくシャリシャリした食感が楽しめます。ご贈答にもおすすめです。
◇時期
8月下旬~9月下旬頃


