将来の目標は市内に自分のお店を
中学生と小学生のお子さんを持つ佐々木さん一家4人は、5年前に常陸太田市に移住してきた。
佐々木さんご夫婦は木工房を営んで19年。
佐々木さんの作る家具や小物は、里美で多く原生している桜や栗の木を中心に無垢の木材を使用しているため温かみのあるものばかり。
お客様から要望に応じて注文を受け、その人に合ったものを作る製品は、地元の親しい方やお客様の紹介など近しい方たちの間で広がっている。
将来の目標は市内に自分のお店を持つこと。
しかし、現在の暮らしには苦労もある。買い物をする場所や子供たちが遊べる場所が少ないことが大きな悩み。
「でも、子供たちは何もないからこそ、自分たちで遊び方を考えるようになりました」と奥様は言う。
最後に地域の魅力について話してくれた。
「ここの人たちは外からの人間を当たり前のように温かく迎え入れてくれる。特にこの地区は子供が少ないので歓迎されました」
地域の方の温かさを感じながら佐々木さん一家は、常陸太田市での移住生活を楽しんでいるようだ。