第2回市民協働のまちづくりフォーラム(平成21年度)
常陸太田市では,これからのまちづくりを市民と行政が一緒になって,まちを考え,行動し,創っていく,協働のまちづくりに取り組んでいます。地域でさまざまな取組みが始まってきている中,市民協働のまちづくりのあり方を考えるとともに,市民活動団体と市民との交流の場として,平成22年3月7日(日)常陸太田市生涯学習センターにおいて「市民協働のまちづくりフォーラム」を開催しました。フォーラムでは,市内で活躍中の市民の皆さんによる事例発表,磐常大学の井上教授による基調講演,オーボエの演奏などが行われました。
第1部 事例発表
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第2部 オーボエ・ピアノ演奏
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第3部 基調講演
講師講師 井上 繁 教授 (常盤大学コミュニティ振興学部長) 「協働のまちづくり~住民主体の地域づくりに向けて~」 |
協働を進めるうえでの注意点
協働を進めていくうえでは,協働を構成するもの同士は皆対等であるということを前提にして物事を決め,実行していく必要があると思います。また,私ども一人ひとりに個性がある。苦手なこと,得意なこと,色々皆さんお持ちだと思います。組織や団体でも同じなんですね。そういう持ち味を活かしながら自分の得意なところを提供する。役割分担をしていく。みんながみんな,全く同じことをしなければいけないということではないんです。団体もそれぞれ特徴があります。それで,役割を分担していく。そして,分担した役割について責任を果たしていく。対等であること,役割分担をするということ,責任を持つということ(役割を分担したものについて責任を持つということ)を協働を進めていくうえでの注意点として挙げたいと思います。
欧米における地域活動
欧米では,ある人が会社の社長であるとか市役所の部長であるとか,そういう肩書きに関しては,あまり関心を示さないんです。その人が地域の中で尊敬されるのは,地域活動をどのくらいやっているのか,つまり,その人がみんなの為にどれくらい尽くしているのか,これがその人がその土地で尊敬される基準になっているんですね。
地域づくりの秘訣
「楽しくやる」,「みんなで汗をかく」,「褒める」ということが地域づくりをしていくうえで重要です。地域づくりというのは永遠に続くんです。ある目標を立ててそれを達成したらそこで終わりというわけではなくて,その目標を達成する過程の中で,また次の取り組みもしなければいけない。ゴールがないわけですから途中の取り組みが大事なんです。地域づくりを義務でやろうとすると疲れて長続きしません。ですから,みんなで一緒になって汗をかきながら楽しくやる。そして,お互いの成果について褒め合うことが大事です。そうすると,「また次の活動も頑張ろう」と力が湧いてきます。
◆米粉すいとん
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問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは市民協働推進課 市民協働推進係です。
本庁2階 〒313-8611 常陸太田市金井町3690
電話番号:0294-72-3111 内線218
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- 【更新日】2010年7月7日
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