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安定ヨウ素剤について

原子力災害により放射性物質が周辺環境に放出された場合、放射性物質のうち放射性ヨウ素が、呼吸や飲食物を通じて体内に取り込まれると、甲状腺に集積し、放射線被ばくの影響により数年~数十年後に甲状腺がん等を発生させる可能性があります。この甲状腺被ばくは、安定ヨウ素剤を事前に服用することにより低減することができます。

ただし、安定ヨウ素剤は、放射性ヨウ素による内部被ばくに対する防護効果に限定され、放射能に対する万能薬ではありません。また、放射性ヨウ素が体内に取り込まれた後に安定ヨウ素剤を服用しても効果は極めて小さくなるため、適切なタイミングで速やかに服用することが重要となるますので、必ず、服用指示があった場合に飲んでください。

服用の指示

原子力規制委員会の判断に基づき国又は県・市町村が服用の指示を出すため、それ以外では服用しないでください。

服用の指示は防災行政無線、緊急速報メール、じょうづるさんナビ等でお伝えします。

服用に係る注意事項

服用してはいけない方

安定ヨウ素剤の成分又はヨウ素に対し、過敏症の既往歴のある者

慎重に服用する必要がある方

〇慎重に様子をみていただきたい持病
・甲状腺の病気(甲状腺機能亢進症、機能低下症)がある方
・腎臓機能障害がある方
・先天性筋強直症の方
・高カリウム血症の方
・肺結核(カリエス、肋膜炎などを含む)の方
・抵補体血症性蕁麻疹様血管炎の方又は既往歴のある方
・ジューリング疱疹状皮膚炎の方又は既往歴のある方

〇併用に注意する薬剤を服用されている方
・カリウム含有製剤(カリウム補給)
・高血圧治療薬(アンジオテンシン2阻害剤、ACE阻害剤、カリウム貯留性利尿剤)

服用の回数

服用は、原則として1回とします。

服用量

区分 種類 服用量
生後1か月 ゼリー剤16.3mg 1包
生後1か月以上3歳未満 ゼリー剤32.5mg 1包
3歳以上13歳未満 丸剤 1丸
13歳以上 丸剤 2丸

※飲んだ直後の30分程度を目安に、体調の異変に注意しながら避難してください。
※呼吸困難、血圧低下、発疹などの異変を感じた場合には、すぐに医療機関にご相談ください。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは防災対策課です。

本庁3階 〒313-8611 常陸太田市金井町3690

電話番号:0294-72-3111(内線351・352) ファックス番号:0294-72-3002

メールでのお問い合わせはこちら

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