消火器の操作
消火器は誰にでも簡単に使えます
火事が発生した場合,最も重要なのが初期消火と消防署への119番通報であり,この初期消火で特に有効な力を発揮するのが消火器です。消火器の操作,消火方法は簡単ですが,火事の場合はあわててしまって,消火できなかった例も少なくありません。家庭に消火器がありましたら,次の3つの操作方法を消火訓練などの機会に実際に操作しておくと,「いざ」というときあわてずに消火できるようになります。
(例)天ぷら油に火がついたら
万一,天ぷら油に火がついた場合,消火器による消火が安全で確実です。あわてて水をかけると油が飛び散って炎が急に大きくなり,大変危険です。
消火器の操作方法は次のとおりです。
1.炎を上げている天ぷらなべから1.5メートル~2メートル離れて操作し,放射しながら鍋に近寄ってください。
(1)消火器の安全ピン(栓)を抜く。
(2)ホースのノズルを火元に向ける。
(3)レバーを強くにぎる。((1)の安全ピンを抜かなければレバーをにぎることができません)
2.薬剤が放射されると,一瞬炎が大きくなりますが,数秒で完全に消えます。
3.炎が消えたら,ガスの元栓をしめます。
※消火器での初期消火の時期は,天井に火が移るまでの間です。もし天井に火が移ってしまった場合は,大変危険ですから屋外に避難してください。
古くなった消火器を廃棄したいときは
近年,老朽化した消火器の破裂による負傷事故が発生しています。
古い消火器を廃棄するには,リサイクル窓口へ持ち込むか,または引き取りを依頼してください。
平成22年1月1日以降に製造された消火器は,リサイクルシールを貼り付けて販売していますので,リサイクル料金は含まれていますが,それ以前に製造販売された消火器はリサイクルシールが貼り付けられていないため,リサイクルシールを購入し貼付してください。
リサイクル窓口については,(株)消火器リサイクル推進センター(03-5829-6773)のホームページ内にある「リサイクル窓口検索」から,検索することができます。
(株)消火器リサイクル推進センター(別ウインドウが開きます)
問い合わせ先
アンケート
このページに対するご意見やご感想をお聞かせください。なお、寄せられたご意見などへ、個別の回答は行いません。
住所・電話番号など、個人情報を含む内容は記入しないでください。
それ以外のご意見・ご提案などはこちらからお願いします。
- 2009年7月21日
- 印刷する