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【集中曝涼】馬場八幡宮
馬場八幡宮 ばばはちまんぐう
目次
基本データ
- 住所:常陸太田市馬場町573‐1 ※クリックすると地図を表示します
- 公開時間:10:00~15:30
- 駐車場:〇
- 写真撮影:×
- スタンプ:〇
- トイレ:〇
- 雨天時の展示物変更:なし
- 解説資料:こちらから
公開される文化財について
- 「青銅製扇面」は、茨城県立歴史館(水戸市緑町)の特別展示「名品ゾクゾク ―歴史館の半世紀―」(会期:2024年10月5日(土)~11月24日(日))にて展示されます。
詳細は、茨城県立歴史館のHPをご覧ください。
馬場八幡宮の来歴
馬場八幡宮は、天喜4年(1056)、前九年の役に向かう途中の源頼義が、当地にあった熊野神社の境内に陣を張り、社前に置いた2枚の平大石に石清水八幡宮の御神霊を祀り祈願したのが始まりです。主祭神は誉田別尊(応神天皇)で、境内には10の境内社が祀られています。
平安時代後期以降、この地にて勢力を拡大した佐竹氏は、馬場八幡宮を守護神として崇め、初代の昌義は社殿を造営し大田郷の総社としました。また、4代当主の秀義は改めて京都石清水八幡を勧進し、以来佐竹氏は同社神前で元服儀式を行うことが習慣になったと言われています。
その後、20代当主、佐竹義宣は天正19年(1591)に水戸城へ移りますが、その翌年には当社の分霊を水戸八幡宮に奉遷し、社宝である瓶子一対のうちの一つを分納しています。
馬場八幡宮の文化財
馬場八幡宮本殿(附天正8年銘棟札) ばばはちまんぐう ほんでん (てんしょうはちねんめい むなふだ)
古瀬戸瓶子 こせとへいし
市指定文化財(昭和48年2月15日指定)
高さ26.1センチメートル、口径5.4センチメートル、胴径16.3センチメートル、底径9.6センチメートルです。口縁部が一部欠けていますが、形はよく整っていると言えます。瓶子とは、酒を入れて注ぐのに用いる、丸い壺形で口の狭い瓶を指します。箱書には「阿蘭陀焼瓶子 安永五丙申年(1776)九月吉日」とあり、オランダからの渡来品と伝えられていますが、オランダ製ではなく瀬戸焼とみられます。元々は、水戸八幡宮に分納された瓶子と一対であったと考えられます。
青銅製扇面 せいどうせい おうぎめん(茨城県立歴史館にて展示)
市指定文化財(昭和48年2月15日指定)
縦34.3センチメートル、横36.4センチメートルで、応永13年(1406)12月8日に大工七郎三郎家次によって作られた、佐竹氏の家紋と同じ五本骨扇です。神社の正面に紐によって吊るされたとされ、扇面の両端に穴があけられています。表面には「八幡大菩薩」と彫られ、裏面には八幡大菩薩への祈願文が彫られています。作者の家次が、家族の無事息災を八幡大菩薩に祈願したものと考えられます。
イベント情報
- 宮司による「笙」の演奏
両日 ⑴10:00~ ⑵11:30~ ⑶14:00~ - 特別御朱印
(東金砂神社とあわせて御朱印を受けた方には、オリジナルステッカーをプレゼント!)
次はこちらに
- 正宗寺……馬場八幡宮から約1.4km
- 【総合案内】郷土資料館 梅津会館……馬場八幡宮から約2.1km(郷土資料館周辺は一方通行となりますので、車でお越しの際はお気をつけください)
-
久昌寺……馬場八幡宮から約2.5km
関連ファイルダウンロード
- 【常陸太田市集中曝涼】馬場八幡宮_解説資料PDF形式/923.54KB
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは文化課 文化係です。
〒313-0055 常陸太田市西二町2200(旧法務局)
電話番号:0294-72-3201 ファックス番号:0294-72-3310
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